そうだったんだ 乾燥肌
毎日お風呂に入って身体をキレイに洗っているのに、どうして私の向こうスネはカサカサして痒くなるの? それは洗いすぎの乾燥肌です。
乾燥肌の原因
思い浮かべて下さい。油で汚れたお皿はどうやってキレイにしますか?お湯につけて洗剤を泡立ててスポンジで洗いますよね。洗ったお皿は油が取れて、こするとキュッキュッと音がするほどキレイになります。お皿は肌荒れしません。(笑)
自分の身体に置き換えてみましょう。お湯に浸かって暖まって、タオルに石鹸を泡立てて、キレイにしようとゴシゴシ。最後にお湯ですすぐと、皮膚を保護する皮脂はすっかり洗い流されてしまいます。
そう、洗剤で油汚れを落としたお皿と同じ状態になるのです。風呂上がりにバスタオルで水分を取ると、スッキリした気持ちとは裏腹に、乾燥肌の完成です。しばらくすると皮膚がパリパリに乾いて、あんなに洗ったのに、いつの間にか、白い粉をふいている。痒みも出てきた。最悪だ。
ほとんど毎日お風呂に入る日本人は、おそらく世界一のお風呂好き、キレイ好き。お皿の話でおわかりの様に、これが日本人の乾燥肌の最大の原因だと思われます。僕はいつも言っています。生身の人間の肌は、お皿じゃない。
乾燥肌の対策
そんなこと言ったって、毎日のお風呂はやめられない。そうなると乾燥した皮膚をどうやって保湿するかがポイントになってきます。巷には様々な物が出回っていますね。色んな混ぜ物がしてある高~い代物です。お勧めしません。ズバリ、白色ワセリン、なかでも眼軟膏にも使用されるプロペトを塗りましょう。無味無臭、少量でよく伸びます。ベタつきが気になる時は、ペーパータオルなどで余分を取り除くといい感じになります。要するに失われた皮脂の代わりに皮膚をコーティングして保湿するのです。